2014年10月26日日曜日

中国経済への挑戦

中国にいると日本とは、違い凄まじい勢いで経済成長が伺える。
中国は独特の商慣習がありまた金融システムも






欧米と全く違ったシステムであるように見える(そして実際にそうである)
中国経済は、外から見ていると、非常に分かりにくいものであるかもしれません。


しかし国内では、「外国人は何をそんなに頭を悩ませているのか」という声をよく聞きます。
人によっては「欧米より遥かに簡単だ」と言う人もいます。



その理由は、中国があくまでも計画経済であり、経済の主要部分を今でも国営企業が牛耳っている為だそうです。


よって、政府が「成長率7.5%」と言えば、何としてもその目標を達成するだろうし、
それをするだけの十分な資金力を中国政府は持っている、と言う話です。



この議論には一理あり、どんなに懐疑的な人から見ても、中国経済の今までの発展が目覚しいもであることは、間違いない気がします。これだけ多くの社会的歪みを抱えながらも、
都市は活気に満ちており、多くの人が成功を夢見て勤勉に仕事に励んでいることを、


二級・三級都市などを訪問すると、実感することが出来ます。





しかし前述の通り、中国のGDP「成長率」に占める「純」輸出の貢献度がゼロ近くまで落ち込んで来たとしても、経済活動「規模」に占める「総」輸出が


ゼロになったというわけは全くありません。GDP成長率への貢献度だけを見ていると、
この部分を誤解してしまいがちですが、日本のGDPに占める純輸出の割合が非常に


小さいにも関わらず、リーマンショック後の欧米景気の減速を受けて、
先進国で一番GDPが沈んだのが日本であったことからも、「規模」の重要さが
実感出来る気がします。




今後は、さらに加速する経済情勢に対応するには、2015年アセアン統合に向けた
新たな計画が我々には必要になるだろう




時計は深夜 高層階から見る夜景はどこか寂しげに見える。
あくなき挑戦は続く・・・・・・。